凍結深度

凍結深度とは

凍結深度とは、寒冷地で冬期地面の下が凍る深さのことです。なぜこのようなことを 建物を建てるときに考慮しなければならないかというと、土が凍ることによって膨張します。 そうすると建物の基礎を土が凍る位置に設置すると、凍結した土が盛り上がり基礎の位置が 動いて建物が傾いてしまうからです。ですから地面の下まで凍るような寒冷地に家を建てる場合は非常に重要なポイントとなります。

凍結深度は各地方によって違う

この凍結深度ですが各地方で冬期の最低気温が違うので、当然その深さは違ってきます。 ちなみに筆者の別荘の建っている場所は70cmです。ですから基礎は地中の凍らない70cm以上深く埋めなくてはなりません。 この凍結深度は地元の基礎工事業者なら必ず知っていますので、基礎工事などは地元の業者に依頼したほうが良いと思います。 東京の有名な建築家の先生でもこの【凍結深度】のことを知らなかったという話を聞いたことがあります。

基礎杭の矩計図

参考のために、我が家の矩計図面(断面図)を添付しておきます。この図面をみても わかると思いますが、GL(地面)から基礎杭の柱の部分で80cmあります。またさらに基礎杭の 底部まで30cm、基礎の地面を固めてある部分が20cmあります。合計で130cmまで埋まっているのでまず心配はありません。 我が家もそろそろ築10年になりますが、基礎が傾く様子はありません。もっとも基礎が傾いてしまったら一大事です。 コストを抑えたので建物そのものは若干粗雑な作りですが、基礎はしっかりしているようです。どんなものでも基礎、土台は重要です。

凍結防止ヒーターと水抜き栓

凍結防止ヒーター

凍結防止ヒーター

これも寒冷地ならではの装置ですが、冬期水周りの配管が凍結するのを防止するためのものです。通常は配管をくるむように 設置します。我が家の凍結防止ヒーターは通電するためのコンセントが7つもあり冬の夜に別荘に着いた時など、多少難儀します。 今はスイッチひとつで通電できるタイプのものもあるようです。写真は我が家の凍結防止ヒーターと通電用のコンセントですが、 今差し込まれているのは、ガスボイラーの通電用コードです。配管に巻いてあるのとベージュ色の小さなバーのようなものが付いているコードが 凍結防止ヒーターです。コンセントは雨水が浸入しないようにすべてカヴァーが付いて下向きになっています。このヒーターの温度設定ですが、 これも地元の業者であれば、多少余裕をもって最低気温の想定をして出力を決めているようなので、通電していて水道管が凍るということはありませんが、 設定パワーが低いとヒーターを通電していても水道管が凍ってしまうということもあるようです。

水抜き栓

これも寒冷地ではなくてはならない設備です。冬期、上記の凍結防止ヒーターを通電しておけば当然水道管が 凍ることはありません。しかし、私のような週末田舎暮らしをしている人は、留守の間も凍結防止ヒーターに通電しておくのは、 非常に不経済です。最近のエコの傾向からしても、人が住んでいない家にこういった電気を流しておくのも時流に反します。 そこで留守の間は、ガスボイラーや水道管の水を抜いて空にしておけば、管の中には水が入っていないのですから、配管が凍ることはありません。 で、この水抜きなんですが、我が家のはコストを抑えたので原始的なタイプで、不凍栓が外にあり、まずそこの栓を確実に閉めて水を止めます。 それから家の中の各蛇口を開けます。特に浴室は複雑な手順を踏まないと水が抜けません。 【浴室の水抜きの手順】そして最後に外にある水抜き栓を開けて地上に放水してしまいます。 少しお金をかければ、今は室内のコックひとつの開け閉めで簡単に水抜きができる装置があります。抜いた水も凍結深度より深い土中に流すような 仕組みになっているようです。この辺もこれから寒冷地に別荘を建てる人は、なるべく便利な設備を付けたほうが良いと思います。

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【別荘と田舎暮らし用語集】
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